グラブル日記0108

本当にあった怖い話

年末、大掃除をした時の一幕だ。
普段めったな事では触れない収納ボックスを確認したところ、古びたノートの束が出てきた。
表紙の文字を見るに、小学生の頃の自分が使っていたものだろう。
『こくご』『さんすう』『国語(二冊目)』『せいかつ』『社会』などとある。何年分だろう。
ペラペラと内容を確認すると、子供の頃の思い出が脳裏にぼんやりと浮かんでいった。
もはや親しかった友達の顔もおぼろげだが、僅かに残る当時の思い出はどれもむやみやたらと眩しく感じられた。
いじめられたり色々あった筈だが、その人の顔も忘れてしまったよ。なんだか逆に申し訳なくなった。

……怖い話はここから始まる。
問題は、その束に含まれていた、一冊のノートだった。 それは、幼き自分が書きなぐった...拙い語彙力と汚い文字によって構成された『オリジナル小説』。所謂、黒歴史である。

中身を読んだところ、ひどい頭痛に見舞われた。
例えるならそれは、読む痛覚だった。
句読点めちゃくちゃだし同じ段落内で視点がコロッコロ変わるし何を言わんとしているのかさっぱり伝わってこない(作者がテンション上がってるなあという事だけは濃い筆跡から伝わる)、独りよがりの文字列たち。一文が１ページより長かったり途中で唐突に場面が切り替わったりで、全然ついて行かれへん。
登場人物は皆が皆、当時の自分が触れた作品群から設定を引っ張ってきたような薄っぺらさで、その表面上の設定も、シナリオに活かせていない。当然山も谷も、盛り上がりもない。トイレットペーパーを口に入れた方がまだ味があると思った程だ。
登場人物はほとんど全員同じような話し方だったり、設定上ロシア出身の人が英語喋ってたりで超辛い。
読み進めるうちに吐き気、悪寒、耳鳴り、腹痛、視野狭窄等の症状が出た程だ。読む水銀中毒か？
未来の自分特攻を付与する概念武装か何かですか？

他人が書いたものならいい。しかし過去の自分である以上、採点検閲に容赦はしない。
こんな駄作......この世に遺してはおけない……!!

そんなこんなで、昔の自分と決別した。
ノートは一枚一枚丁寧にシュレッダーに食べさせた。レスト、イン、ピース。

( ´･ω･`)既に厄年の予兆を感じるぜぇ. . . 。

.....グラブル。そうだ、グラブルをしよう。
もとよりそのための日記だ。他のことで嫌な思い出を押し流そう。

ガチャピンルーレットが終わり、その他様々なキャンペーン期間も終了する運びとなったが、我々初心者にとっては、むしろここからが本番と言って過言ではないのだから。

なんと、ゼノサジタリウスさんとゼノイフリートさんが同時に攻め込んで来ている。
ガチャピンキャンペーンから入った初心者が頑張って六道武器を作っているのを目にした。俄然、やる気も湧いてくる。

最近覚えたことだが、グラブルには雑に分けて三種類の武器種がある。
『マグナ』『通常』『EX』の三つ。
とりあえずこれらが一本ずつ入ってれば火力は効率よく上がるみたい。...詳しい計算とか知らんけど...

・ガチャから出る武器は『通常』( ´ω`)

ほとんどはこんな剣マークだけど、バハムート武器やオメガ武器なんかも、この『通常』らしい。
ただし神石でスキルの強化はできない...とか何とか？ いやはや、よく分からない。
神石とか、まず読み方からして分からないし。
“かみいし”？“しんせき”？......親戚......ティターンのおっさんは親戚感ある。

・マグナ系のボスが落とす、スキルに『方陣』って書いてある武器が『マグナ』(M´ω`)

『M』が目印。分かりやすい。

・そして、イベントや今回の“ゼノ”ボスからドロップする武器スキルが『EX』となる...らしい。

これらマグナ攻刃、通常攻刃、EX攻刃をバランスよく組み込むと、いーかんじに火力が出るって親切な人がSNSに載せてた。(雑)

私の理解力は大変にふわっふわである。
だいたいマグナ6、通常2、EX2を武器編成の目安にすれば良いのかな、という認識でいる。
通常は†バハムートダガー†と天司武器(SSR化で通常のスキル付)で無理なく入れられるし、腰を据えて周回すればマグナ武器は割とスムーズに手に入るし(一部ｼｭｳﾞｧﾘｴｿｰﾄﾞﾏｸﾞﾅを除く)。

しかし残るEXが厄介なもので、シナリオイベントで手に入るものの多くは、なんか、弱い(雑)。
とにかくブレイブグラウンド産か六道武器、黒麒麟剣と黄龍の拳...が強いというイメージなので、手っ取り早く強くなる為にもゼノ武器集め、頑張ろー( `・ω・)

...いつもより少しだけ、頭を使った気がする。
最近新しく始めたであろう方からフレンド申請をもらったりしたので、少し舞い上がっているのかも知れない。

こちらが現在の進捗。サジタリウスの方は一通り武器を揃え、スキル餌の到来を待つばかり。
できれば明日中にイフリートの武器を揃えたいが、そういう時に限って沼に嵌まるものである。
ゼノコロゥの二の轍は踏まないぞ...(#;ﾟ皿ﾟ)

なぜ今日、年末葬り去った黒歴史ノートのことを思い出したのかというと。

今朝、別の引き出しから二巻が出てきたからだ。

　　　 　 　　　　　　　終
　　　　 　　　　　制作・著作
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